当社は、「第一種圧力容器製造」の製造認可工場です。
第一種圧力容器、第二種圧力容器、消防法の法規検査に対応しております。
設計から製造まで自社工場で行っており、溶接には自信をもっております。
設計・図面
お客様からのご依頼内容に基づいて、一件一件丁寧に設計を行っております。
また、関係官庁・検査機関への申請・書類作成、受験を行ております。
タンクとは
タンクとは、主に液体・粉体を貯蔵する目的で製作された容器のことです。
①大気圧を超える圧力が内部にかからないこと。
②内部に貯蔵しているもの自体が圧力を発生させないこと。
③外からの圧力を受けないこと。
④熱影響を受け内部の気体が膨張する場合、容器が密閉されていないこと。
また、一部のタンクには、内容物・設置場所の関係で消防法が適用されることがあります。
圧力容器とは
圧力容器は、原料となる液体や気体を蒸留・分離・吸収・反応させ製品を製造する容器、又は、容器内部の圧力を保持したまま製品を貯蔵する密封容器のことです。
①大気圧を超える圧力を内部に保持している容器
②内部に圧力を発生させる気体、液体を貯蔵している容器
③外からの圧力を受ける容器
第一種圧力容器、第二種圧力容器、小型圧力容器
内圧によりタンクが破損した場合に甚大な災害が発生してしまうような容器には、労働安全衛生法により「圧力容器構造規格」が適用され、材料、構造、溶接、試験、検査について詳細が規定され、強度が十分かどうか審査されます。
溶接とは
溶接とは、2個以上の部材を熱又は圧力もしくはその両者を加えて接合し一体化させる加工法のことをいいます。
溶接加工法は多種多用ありますが、当社ではアーク溶接の中の被覆アーク溶接、炭酸ガスアーク溶接、ティグ溶接を行っております。
被覆アーク溶接
手溶接とも呼ばれ、母材と同じ心線に被覆材(フラックス)を塗布した溶接棒を電極にして、母材と溶接棒の間にアークを発生させ溶接するものです。
最近はより効率の良い他の溶接法が利用されることが多くなりましたが、風に強く現場作業では良く使われる方法です。
半自動溶接
溶接ワイヤーとシールドガスの供給が自動的に行われますが人の手によって溶接を行う為、半自動溶接と言われております。
溶接ワイヤーが自動供給される為、長時間にわたって連続して作業することが出来ます。そのため溶接時間の短縮となることから幅広く使われております。
ただ風の影響を受けやすい為、屋外での作業には不向きとなり工場内で使われることが多くなっています。
ティグ溶接
「タングステン・イナート・ガス溶接」を略したもので、タングステンを電極に用い溶接部をアルゴンなどの不活性ガスでシールドしながら必要に応じて溶接棒を溶かし込み溶接します。溶接のイメージである火花やバチバチという音も無く溶接部をよく見ながら作業することが出来ます。
特徴としては高品質、綺麗な仕上がりが得られ、鉄やステンレス、アルミなどあらゆる金属の溶接に適しています。
いち早くティグ溶接を導入した当社は、最も得意とする溶接方法で自信をもって製品をお届けいたします。